![]()
![]()
![]()
![]()

三谷 耕三
東京世田谷の司法書士です。
債務整理、過払金請求、相続等を中心に活動しています。
2008年9月18日
過払い金の本人訴訟
今日は、依頼者Sさんの過払い金の本人訴訟の期日であった。
本件は、受任前に、債務を完済していたSさんが、取引履歴(昭和59年から平成18年にかけ
ての取引)を取り寄せていたものである。
取引履歴を取り寄せたはいいが、ご本人がどうしたものかと迷っていたところ、ちょうどその頃
当職がSさんの親族の方から、債務整理の依頼を受けている最中で、その話がでて同時に受
任することになったものである。
取引履歴を受取り、引き直し計算をすると、軽く140万円を超える過払い金の存在が判明し、
本人訴訟支援の形で、当職が担当することになった。
訴訟など人生で初めてのSさんだが、法廷では、裁判官から説明を受け、訴状の陳述をして、
被告の答弁書が陳述擬制された。
裁判官から、今後の展開についても少し話があり、次回期日を決めて、第1回期日は終了した。
その後、本人のSさんとともに、被告の貸金業者に電話して、次回の準備のつもりで話したところ、
被告側の譲歩があり、Sさんも納得して返還の合意に達することになった。
やはり、帰りのSさんの表情は、晴々していた。
Sさんが、消費者金融から過払い金の返還が可能だということを知ったのは、貸金業法の改正
のニュースがきっかけであったらしい。
Sさんは、長年働いた仕事をリタイアした方だが、年配の方が過払い金のことを知るきっかけも
さまざまだ。
仮に、知ったとしても、まだ多くの方が具体的にどうすればいいのか、また本当に返還が受けら
れるのか、半信半疑の状態でいるのではないだろうか。
年配の方は、消費者金融等と長い取引をしていても、周囲の人には話してなっかたりする場合
もある。
せっかくの財産権ともいうべき権利が埋もれてしまっては、もったいない。
周囲の協力も欠かせないのである。